あなたは自分は株式投資に向いているのか向いていないのか悩んでいませんか?
あなたが株式投資に向いているのか、それとも向いていないのか……….
これは実際に株式投資をやってみなければわかりません。
ですが株式投資に向いていない性質だけど株式投資をしていく中で改善できる5つの性質や、始める前からこういう人は長期投資に向いていないたった1つの性質についてはわかっています。
本記事では私の経験を踏まえながらこれらの解説していますので、ぜひご覧ください。
株式投資に向いていないが改善できる5つの性質
◎株式投資に向いていないと考えられる5つの性質
1、数字やグラフ(チャート)が苦手
2、時間が無い
3、勉強が苦手
4、優柔不断な性格
5、臆病な性格
実は上記の1~5の株式投資に向いていないと考えられる性質について、過去の私はすべて当てはまりました。
ですが株式投資をしていく中で私なりに修正や改善ができた…と思っています。
1、数字やグラフ(チャート)が苦手
あなたは数字やグラフ(チャート)は好きですか?嫌いですか?
私は数字も嫌い、グラフを見るのも嫌なレベルでした。当時は数字の羅列を見ているだけで頭が痛くなってきました。
でもこれって実は修正できることです。
私の場合はいつの間にか数字やグラフ(チャート)を見るのは苦ではなくなり、当たり前になりました。
株式投資を始めて株式を購入すると、最初は自分の投資した銘柄の株価が気になって毎日チャートを見ます。(私がそうでした。)
50万円という私にとっては大金を貯めて始めたので、大切な投資資金が増えるのか減るのかは、私にとってとても重要なことだったんです。
そうこうしている内に、いつの間にか当たり前のように数字やグラフ(チャート)を見て、周辺のわからない専門用語についても知っているようになりました。
たぶんですが、株式投資を始めるとあなたもそうなると思います。
2、時間が無い
時間が無くてそもそも株式投資に使う時間が無い、と思っているあなた。
そういう風に思って株式投資を始めていないあなたは凄くもったいないです。
実は長期株式投資において、1日の内で株式投資に費やす時間はとても短いです。
1日30分もあれば十分です。値動きを見るだけなら5分で十分です。
おやすみしても大丈夫。
今はスマホで投資ができる時代です。通勤で電車に乗っている時や休憩時間など、ちょっとした合間で投資を行うことができます。
私は休憩時間やちょっとした合間時間、仕事が休みの時に株式投資を行っていました。
慣れない最初の頃はもう少し時間がかかるかもしれません。
3、勉強が苦手
勉強…私は嫌いです。
机にかじりついて真面目に教科書と向き合う勉強は特に嫌いです。
ですが私は株式投資において、机にかじりついて勉強したことは一度もありません。わからない専門用語やわからない事があったら、まずはインターネットで検索します。
私は自分でインターネットで検索して学んだことは勉強と思ったことはありませんでした。
そしてインターネットで検索していく中で、この本いいかもと思った本は買って読みます。
これも私は特に勉強と思ったことはありません。
いつの間にか株式投資が生活の中に組み込まれていきます。
もしあなたが株式投資を始めてみて、インターネットで検索してわからないことを調べたり、気になる本を読むのも苦痛で慣れることもできないとしたら、あなたは株式投資に向いていない人と言えるでしょう。
実際にやってみて自分には調べることも本を読むことも無理と思ったらスッパリやめましょう。
苦痛なことをやっても成果は出ません。
4、優柔不断な性格
株式投資において、株式を購入する時や株式を売却する時は必ず決断をしなければなりません。
短期投資になればなるほど即断即決を求められます。
ですが中長期投資の場合、決断するのに時間がかかっても問題ありません。
悩んで悩んで調べて調べて自分なりの結論を出して、そして自分を信じて一歩踏み出してみてください。
それを繰り返していくと、だんだんと決断することに慣れてきます。
そして悩んだり調べたりしたことがあなたの経験になり、良い投資家になって行きます。
ですので優柔不断な人が一概に株式投資に向いていないとは言えません。
むしろ私は株式投資を始める前は優柔不断だった方が大きく成長できるのではないかと思っています。
5、臆病な性格
株式投資にはリスクが付き物です。
常にキャピタルロスによる損失を被るリスクを負っています。
リスクばかり見て一歩踏み出せないという人がいますが、実はそれって普通のことです。
あなただけではなく、私も含めてほとんどの投資家はリスクが恐いですし躊躇して立ち止まります。
むしろリスクが恐くない人の方がどうかしています。
あなたがリスクが恐いのはリスクを直視しているためです。良い投資家はそのリスクを直視した上で投資を行います。
リスクを直視できない人は、泥酔してギャンブルをしているのと一緒です。
あなたが臆病な性格の人なら、その臆病さを武器にしましょう。
そしてリスクを直視した上で、あなたが一歩踏み出せるまで悩んで調べて投資できるようになりましょう。
私は無謀な人よりも臆病な人の方が投資に向いていると思っています。
長期株式投資に向いていない、たった1つの性質
これはズバリ、お金を貯めることができず生活資金を株式投資の資金にしてしまう人です。
生活資金を投資資金に充ててしまうと必ず短期目的の投資になってしまいます。
なぜなら、生活資金で株式を買い、生活で支払いが必要になったら株式を売って生活資金を補充する。という投資スタンスになってしまうからです。
せっかく将来有望な成長企業に投資したとしても、その時の経済状況などその他の要因により損切せざるを得ない状況に追い込まれるかもしれないのです。
例えば、株式を購入した次の日にコロナショックのような出来事が起きたとしたら、2ヵ月に渡って下落が続き、投資した銘柄によっては50%以上も損失を出してしまいます。
余剰資金で投資している人は、その企業自体の業績は良くても経済状況が悪くて株価が下がっている状況だとしたら「待つ」という選択肢を選べます。
そのため余剰資金で投資している人は、コロナショックのような出来事が起きたとしても、「待つ」ことによってこの大きな波を乗り切ることができます。
生活資金で投資をしている人は「支払い期日前に売る」という選択肢しか選べないため、この大きな波を乗り切ることはできないのです。
これは投資というよりギャンブルです。
ですので株式投資は必ず余剰資金で行いましょう。
まとめ
1、株式投資に向いていないと考えられる性質は、始めてみて改善できることが多い。
2、長期株式投資に使う時間は慣れれば1日30分程度。まったく株について気にしない日も多い。
3、実際に株式投資を始めてみて、調べることや本を読むことが苦痛でできないならスッパリやめよう。
4、優柔不断な性格な人の方が大きく成長できる可能性が高い。
5、臆病な性格な人はリスクをしっかりと把握できるため、乗り越えれば良い投資家になる可能性が高い。
6、株式投資は必ず余剰資金で行おう。
7、お金を貯めることができず生活資金を株式投資の資金にしてしまう人は、株式投資をしてはいけません。